LINEクリエイターズマーケットのサイトには、LINEスタンプの制作と登録に関する公式情報が集まっています。ここでは、公式サイトの概要と最も重要なガイドラインについて説明します。
制作前に必ずチェックしたいルール
LINEクリエイターズマーケットでスタンプを販売するには、規格やルールを守ってスタンプを制作する必要があります。違反していたり規格に合わないものは審査でリジェクトされて修正が必要になったり、販売できないこともあるので注意が必要です。
現時点で、公式サイトが最も信頼できる情報源です。スタンプ作りの基本ルールは以下のページで確認できますので、スタンプを作成する前に必ずチェックしてください(その他にも、LINEクリエイターズマーケット内の「マイページ」でもマニュアル等が公開されていますので、スタンプ作家になりたい方は、早めにクリエイター登録して内容を確認しておきましょう。
ご利用方法
ご利用方法のページでは、LINEクリエイターズマーケットのシステムについて、おおまかに解説されています。
制作ガイドライン
制作ガイドラインページでは、スタンプを販売するために必要な画像類とテキスト情報の内容やフォーマットを確認できます。また、推奨されている表現やリジェクト対象になりやすいNGな表現も、こちらのページに概要が掲載されています。
スタンプ審査ガイドライン
スタンプ審査ガイドラインページでは、LINEがクリエイターズスタンプを審査する場合の判断基準が明文化されたものです。審査を受けたスタンプがリジェクトになった場合も、この条項に基づいて通知されます。スタンプを作り始める前に、あらかじめ一通りチェックしておくことをおすすめします。また、制作している途中や、申請前のチェックリストとしても活用してみてください。
リジェクト対象になる画像やテキスト、モラルに関連した表現の審査基準が確認できます。また、スタンプに絡んだビジネスや広告方法等にも規約があります。例えば、スタンプの購入のために個人情報を収集したり、競合するサービス名に言及するのも禁止となっています。その他、スタンプにからんだ 権利や法律に関する審査基準についても触れています。
Q&A
Q%Aページでは、LINEクリエイターズマーケットの始め方や、販売に関する補足的な情報を簡単に確認できます。販売国や言語に関する内容を見やすく掲載されていますので、簡単に目を通しておきましょう。
著作権の侵害に注意しよう
著作権の侵害に当たるものについて
LINEまたは第三者の著作権などの権利を侵害するものは禁止されています。自分で考えたオリジナルのキャラクターや画像であれば、もちろん問題ありません。また、スタンプの素材として利用が許諾されたものを用いて制作することも問題ありません。
自分で描いたものでも、似顔絵などには注意が必要です。例えば好きなアイドルなど、特定の誰かの似顔絵を本人からの許諾を得ずに用いることは、肖像権等の侵害に当たる可能性があります。また、アニメ等の二次創作など権利の所在が明確でないものも、リジェクトの対象となります。
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「商用」利用可にあたる素材にも注意が必要
素材集にあるパーツを使ったり、文字部分にフォントを利用する場合などは、利用条件を確認しておきましょう。クリエイターズスタンプでの利用は商用に当たるため、素材の商用利用が可能であることと、著作権表示などの利用条件をクリアする必要があります。