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【LINE審査基準】OKなスタンプとNGなスタンプの違いはなに?
LINEクリエイターズマーケットに登録したスタンプは、LINEの審査を受けて承認されたものだけが販売可能になります。
もし審査でリジェクトされると、修正・再提出・再審査が必要になります。LINEの審査には通常2〜6日、遅ければ2週間を要することもあるので、リジェクトされるとかなりのタイムロスになります。
せっかく作ったスタンプはできるだけ早くリリースしたいものです。審査のポイントを抑えて、リジェクトをできる限り防ぐことが大切です。
NGなスタンプとは?
意味が分かりづらいもの
LINEはコミュニケーションをとるために使用されるアプリです。LINEスタンプは、言葉では表現しづらい感情を伝えたり、簡単に返事するときに使用できなければなりません。
そのため、イラスト単体やトリミングした顔写真単体、風景写真などといった、「意味が分かりづらいもの」はリジェクトの対象となってしまします。「モノ単体」「風景」など、メッセージに適さないものは避けましょう。
スタンプとしてバランスが悪いもの
スタンプ画像は、規定の縦横サイズ以内であればフォーマットとしては問題がありません。ですが、あまりに横長・縦長になるものは見づらいため、リジェクトの対象にされる可能性が高くなります。
また、スタンプとしての用途に向かない、見た目のバランスが悪いものはリジェクトの対象になります。例えば「淡色ばかりのもの」「単なる数字の羅列」などが挙げられます。
その他、構図が重複していてセリフが少し違うだけのスタンプもリジェクトの対象になることがあります。
「バランスが悪いもの」の定義が曖昧なので、これに関しては明確なNGの基準が分かりにくいですが、スタンプとして体裁が整っているか、ほぼ同じ構図に見えるものが存在しないかなどは、スタンプ作成時に注意が必要です。
単純な宣伝目的のもの
例えば、企業やサービスのロゴのみのスタンプや、「20○○年○月○日発売!」などといった告知表現がテキストに含まれているものは禁止されています。
もしロゴなどを使用したい場合には、スタンプの中のひとつのパーツとして扱う程度に抑えましょう。
公序良俗に反するもの
公序良俗とは、公の秩序や善良の風俗を意味します。
大まかなところでは、以下のような内容のものがリジェクトの対象に当たるとされています。より具体的で詳しい内容を確認したい場合は、スタンプ審査ガイドラインの「3.モラル」の各項目を参照してください。代表的なものを以下に抜粋します。
- 暴力や子どもの虐待・児童ポルノを描くもの
- 未成年者によるアルコールやタバコの消費を奨励するもの
- 性的な表現をふくむもの
- 賭博を助長し、または賭博に類するもの
- いじめ行為を誘発・助長するもの
単純なテキストのみのもの
ただの文字を打ち込んだような、単純なテキストのみのものはNGです。イラストと合わせたり、装飾を加えるなどして、「スタンプ」としての意義が認められるものを作りましょう。
誤字・脱字があるもの
誤字や脱字にも注意しましょう。英語のスペルミスや漢字の変換間違いなども意外とうっかり見過ごしがちなので、注意してください。
テキストに誤字や脱字があると、高い確率でリジェクトされてしまいます。