キャッシュレス決済によるポイント還元について
消費税増税に伴い、2019年10月1日より経済産業省手動の「キャッシュレス・ポイント還元事業」が始まりました。
同事業は、中小店舗でキャッシュレス決済すると、決済額の最大5%を消費者にポイント還元するというものです。還元されたポイントは通常のショッピングなどで使用することができます。期間は来年6月までの9ヶ月間で、還元率は中小企業が5%、フランチャイズ傘下の大手コンビニチェーンや飲食チェーンは2%です。その他、Amazonや楽天といったインターネット上で展開する個人ECもポイント還元対象となっています。
一方で、大手スーパーなどの大規模事業者は対象外になっています。対象店舗は下のマークが目印になります。また、経済省が提供しているアプリからも確認できます。
キャッシュレス決済のマークLINE Payとは
特徴
LINE PayはLINEが展開する「QRコード決済サービス」です。
LINEアプリが入っていればLINE Pay用に新たにアプリをダウンロードすることなく利用できるため、QRコード決済アプリの中ではトップクラスにユーザーが多いサービスとなっています。入会金や年会費は無料で、わずか数分で登録が完了します。LINE Payを利用すれば、加盟店での買い物の支払いはもちろんのこと、LINEを通じたユーザー間での送金・割り勘も簡単にできます。
LINE Payのメリット
その他のキャッシュレス決済と比較したLINE Payのメリットについてです。
大きく下記の6つのメリットがあります。
ポイント還元が即反映される
キャッシュレス決済によるポイント還元の反映時期は決済サービスによって異なり、早くても利用日の翌週月曜日、利用日の翌月というものが多いです。中には利用月の翌々月末日という決済サービスもあります。そんな中、LINE Payでは決済後に即ポイント還元が反映されます。
ポイント還元の上限値が高い
キャッシュレス決済によるポイント還元ですが、どの決済サービスにも毎月の上限額が定められています。多くのキャッシュレス決済では2,000ポイント〜25,000ポイントというのが相場になっています。そんな中、LINE Payではポイント還元上限値30,000ポイントと、高水準の上限値を誇っています。
LINEアプリが入っていればすぐに始められる
前述した通り、LINE PayはスマホにLINEアプリが入っていればすぐに利用開始できます。もともとインストールされているLINEに追加されるサービスということで、気軽に、すぐに始められるサービスとなっています。
利用可能な店舗数が多い
LINE Payは2019年2月時点で、既に加盟店が100万店舗を突破しており、様々なところで利用が可能です。大手コンビニエンスストアから、中小規模の店舗まで幅広く利用できることは大きなメリットと言えるでしょう。
割り勘を始めとしたお金の送り合いが簡単
LINE Payの特徴として、LINE Payを使用している人どうしでお金の送金を簡単にできるというサービスがあります。
LINE Payが提供している割り勘サービスでは、飲み会などで細かい現金のやり取りをすることなく、アプリ上だけでお金の受け渡しが行なえます。
そのため、飲食店などで割り勘で支払うことが多い方などは、LINE Payを導入することによってお会計がスムーズにできるようになります。
ポイントが貯まりやすい
LINE Payで支払うとLINEポイント（キャッシュレス決済によるポイント還元とは別で常時発生するポイント）が貯まります。
このLINEポイントはLINE Pay残高に交換することができたりするお得なポイントです。
さらに、LINEポイントは20%還元キャンペーンなど、お得なイベントが開催されることがあるため、非常に貯めやすいという特徴もあります。
イベントの種類や開催数も他のキャッシュレス決済サービスと比べて多くなっているので、この点だけをとってもかなり大きなメリットとなっています。
LINE Payを使ってみよう！
まずはアカウント登録です。とはいっても、手続きはたったの4ステップで完了します。
アカウント登録
- LINEのトップ画面右下のアイコン「ウォレット」をタップ
- 画面上部の「LINE Payをはじめる」をタップ
- 規約を確認し、「同意します」をタップ
- 「設定」＞「パスワード」から6桁のパスワードを設定して登録完了
銀行口座の登録
銀行口座を登録すると、チャージ、送金、出金が簡単に行えます。LINE Payは多くの銀行と連携しており、安全性が認められています。
また、銀行口座の認証情報はLINE Payで保持せず、銀行側で管理されます。万が一不正利用された場合でも、LINE Payが損害を補償する利用者補償制度（※期限や原則10万円までといった条件有り）を導入しています。
- LINEのトップ画面右下のアイコン「ウォレット」をタップ
- 画面右上の「＋」をタップ
- 「銀行口座」をタップ
- 各銀行のサイトで必要な情報を入力
※各銀行の登録で口座番号・支店名・預金種別・キャッシュカードの暗証番号等の情報が必要になります。銀行口座登録の際にはご準備ください。
LINE Payにチャージする方法
LINE Payには下記のようにさまざまなチャージ方法が用意されています。
- 銀行口座からチャージ
- セブン銀行のATMからチャージ
- QRコード/バーコードからチャージ
- LINE Payカードでチャージ
- Famiポートからチャージ
- LINEポイントでチャージ
- オートチャージ
いくつかのチャージ方法の具体的な手順について、下記で説明します。
銀行口座からチャージ
- LINEのトップ画面右下のアイコン「ウォレット」をタップ
- 画面右上の「＋」をタップ
- 「銀行口座」を選択
- 利用する銀行口座を確認し、チャージしたい金額を入力後「チャージ」をタップ
- 設定したパスワードを入力してチャージ完了
QRコード／バーコードからチャージ
- LINEのトップ画面右下のアイコン「ウォレット」をタップ
- 画面右上の「＋」をタップ
- 「バーコードチャージ」をタップいてコードを表示
- QRコード／バーコードでのレジチャージ対応店舗のレジにて、店員さんに現金を渡してチャージ完了
LINE Payカードでレジチャージ
- 利用可能店舗のレジにて、店員さんにLINE Payカードを渡し、チャージする金額を伝える
- 現金を渡してチャージ完了
Famiポートからチャージ
- LINEのトップ画面右上のアイコン「ウォレット」をタップ
- 画面右上の「＋」をタップ
- 「コンビニ」を選択
- 利用規約を確認して「確認」をタップ
- チャージしたい金額を入力して「チャージ」をタップ
- 画面に「受付番号」と「予約番号（申込番号）」が表示される
- Famiポート画面から「代金支払い、コンビニお支払い」を選択
- 「各種番号をお持ちの方」で「イーコンテクスト（インターネット受付）」を選択
- 「番号入力画面に進む」を選択
- 先程の6桁の受付番号を入力して「OK」をタップ
- 先程の11桁の「予約番号（申込番号）」を入力して「OK」をタップ
- 内容を確認して間違いがなければ「OK」をタップ
- Famiポート端末から発行されるレシートをレジに持参し、発行後30分以内に支払い手続きを完了すればチャージ完了
LINEポイントでチャージ
- LINEのトップ画面右上のアイコン「ウォレット」をタップ
- 「LINEポイント」をタップ
- 「貯める」「使う」の表示から「使う」を選択
- 交換したいポイント数を入力し「交換」をタップすればチャージ完了
支払い方法
LINE Payの支払い方法はとっても簡単です。支払い方法には下記の2つがあります。
コードを提示し、店員さんに読み取ってもらう場合
- LINEのトップ画面右下のアイコン「ウォレット」をタップ
- 「コード支払い」をタップ
- パスワードを入力
- 残高にチェックを入れ「確認」をタップ
- レジでコード画面を提示し読み取ってもらえれば支払い完了
お店に提示されたコードを読み取る場合
- LINEのトップ画面下のアイコン「ウォレット」をタップ
- 「コードリーダー」をタップ
- 枠内にQRコードまたはバーコードが写るようにして読み取る
- 表示された内容を確認したら支払い完了
