LINEでは受信したメッセージを読んだかどうかがわかる「既読」機能があるので、自分がメッセージを読んだかどうかが相手に伝わります。
目次
「既読」で読んだかどうかがわかる
LINEでは、トーク画面に自分と相手が送ったメッセージが表示されます。相手が読むと、「既読」の文字とともに何時に読んだかがわかります。相手の画面でも同様に、メッセージを読んだ時間が相手のトーク画面に既読として表示されます。
LINEで既読をつけずにトークを読む3つの方法
「通知」で既読をつけずに読む
LINEではメッセージを受信すると、通知として表示される機能があります。LINEを起動して、トーク画面を開かなくても、誰から、どのようなメッセージが来たかがわかるので便利な機能です。この通知機能でメッセージを読んでも既読はつきません。
LINEのトーク内容が通知される方法には下記の2つがあります。
- ロック画面に表示される
- バナーに表示される
ロック画面に表示される場合
iPhoneのLINEの通知設定の中で、プレビュー表示設定を「常に」に指定している場合、
トークを受信したタイミングで、下記のようにトーク内容が表示されます。
iPhoneのLINEの通知設定の中で、プレビュー表示設定を「ロックされていないときのみ」または「しない」に指定している場合は、下記のように「○件のメッセージ」と表示され、メッセージ内容が表示されません。
これは長押しして、TouchIDまたはFaceID、パスコード解除のいずれかで本人であることの確認が取れたら、ロックした状態でトーク内容を確認できます。
バナーに表示される場合
iPhoneのLINEの通知設定の中で、プレビュー表示設定を「常に」または「ロックされていないときのみ」に指定している場合、
トークを受信したタイミングで、下記のようにトーク内容が画面上部に表示されます。
iPhoneのLINEの通知設定の中で、プレビュー表示設定を「しない」に指定している場合は、下記のように「○件のメッセージ」と表示され、メッセージ内容が表示されません。
これは長押しするだけで、トーク内容を確認できます。
「トークリスト」で既読をつけずに読む(3Dタッチ/ブオン機能)
LINEのトーク画面ではそれぞれのトークルームごとに最新の1件のメッセージが表示されます。最新のメッセージが確認できますが、表示される文字数に制限がある上、下の画像のようにスタンプの場合は、どんなスタンプを送ってきたかすら確認できません。
そこで活用したいのが、iPhoneの「3Dタッチ」機能です。
iPhone6Sから搭載されている機能「3Dタッチ」は、画面をタップするのではなく、押し込むことでさまざまな操作を行える機能です。この3Dタッチ機能を使えば、トークリストからそれぞれのトークリスト内をのぞき見できるようになっています(ブオン機能ともいうらしい)。
ここでのポイントが、「軽く押し込む」ということ。この感覚が難しく、強く押し込みすぎるとトークルーム内に入ってしまい、既読がついてしまうので、気をつけてください。既読をつけたくないトークルームで試す前に、既読をつけてもいいトークルームで練習することをおすすめします。
「機内モード」で既読をつけずに読む
少し手間がかかりますが、なるべく既読をつけるリスクを取らないでトークの全文を確認できるのがこの方法。この方法では下記の手順でトークの内容を確認する必要があります。
- コントロールセンターを表示し、機内モードをオンにする(Wi-Fもオフになっていることを確認)。
- LINEアプリを起動し、トーク内容を確認する。
- トーク内容を確認後、LINEアプリを終了する。
- 機内モードをオフにする。
要は、LINEアプリを起動している間はオフラインにしておけば、既読をつけることなくいくらでもトーク内容を確認できるということです。
この方法では通常のトークルームでトークの内容全文を確認できる一方で、機内モードを解除している状態でLINEを起動すると、そのタイミングで一斉に既読がついてしまします。そのため、友だちに返事をしようとLINEアプリを起動したタイミングで、既読をつけたくない友だちのトークにも既読がついてしまします。つまりこの方法では、LINEの既読はつけなくてすむものの、その間は誰にも返事を返すことができなくなります。
「既読スルー」を気にしすぎない
LINE会員、特に若い人たちの間で「既読スルー」という言葉が使われています。これは「既読」が表示されているのに、返事をせずに無視する、つまりスルーしていることを表しています。
既読機能によって「読んだのに返信しないなんて、相手が気を悪くするのではないか」と心配したり、それがプレッシャーになり人間関係にも悪影響したりするそうです。この既読スルーを指摘されるのが怖くて、一日中LINEを手放せなくなる人もいます。
LINEはあくまでもコミュニケーションの1つの方法です。既読機能にとらわれずに、さまざまな方法で自分にあったコミュニケーションを取り、上手に使いたいものですね。