【新型コロナウイルス対策】厚生労働省とLINEが行う全国調査とは？
LINE株式会社は、3月30日に厚生労働省と締結した「新型コロナウイルス感染症のクラスター対策に資する情報提供に関する協定」に基づき、市中に住む方々の健康状態の確認、無症状の感染者等の状況の検知を目的として、2020年3月31〜2020年4月1日にかけて第1回目、2020年4月5日〜2020年4月6日にかけて第2回目の「新型コロナ対策のための全国調査」を実施しました。
本調査は日本全国のLINEユーザー約8,300万人を対象に行われ、第1回の回答者は24,539,124人(回答率29.6%)、第2回では回答者は24,673,670人（約29.7%）でした。
わずかではありますが第2回のときの回答者が第1回の回答者を上回っていることから、コロナに対する日本国民の関心が高まっていることがわかります。
調査結果は随時、厚生労働省のHPで公開されています。
調査期間が短いのはなぜ？
これまでに実施された期間に注目すると、それぞれたったの2日間と、かなりの短期間であることがわかります。このように短期間で複数回の調査協力が実施される意図は、日々新型コロナウイルスの感染者数が増加している中で、国民の健康状態を継続的に聞くことにより、その変化を把握することにあります。これにより、市中で発生している無症状の感染者等の情報を検知し、有効な対策に繋げようとしています。
新型コロナ対策のための全国調査を装った詐欺に注意！
厚生労働省は3月31日、「新型コロナ対策のための全国調査」装った詐欺に注意するよう呼びかけています。これは既にそういった事例があるわけではありませんが、多くの場合、このような調査を行ったときにクレジットカードの番号などを聞いてくる詐欺が多発するため、厚生労働省のHPでも注意喚起されています。
公式の調査と偽調査の見分け方
厚生労働省とLINEが実施中の調査は、LINEの公式アカウントからメッセージが届きます。下の画像にある通り、公式アカウントでは画面の左上に緑の公式バッジがついているので、必ず確認するようにしましょう。
出典：https://guide.line.me今後の調査予定
2020年4月11日現在、次回の第3回「新型コロナ対策のための全国調査」は4月12日〜4月13日を予定しています。第3回は緊急事態宣言の発令後、初めての調査となります。
